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シンガポール レポート その4

セミナーも無事終わり、次の日はシンガポール在住の友人の紹介で、
シンガポールやインドネシアで、日本の生花教室を開いている先生たちの
クリスマスパーティーに参加させて頂きました。
100人以上の生花の先生達は、見るからに富裕層だと分かるぐらい、
高価な装飾品を身につけ、最高なドレスを見に纏い、
シンガポールのマダム達の優美な姿に驚きました。

男性は4か5人しかおらず、少し緊張を隠せずにおりましたが、
以前ニューヨークの化粧品会社で働いていた時代を懐かしく感じることができた時間でした。

この場でも沢山の方々とのご縁をいただき、
一見、裕福なシンガポールマダムというような印象を受けますが、
どの方も人脈豊富で、とにかく口にする言葉がビジネスの本質を捉えたもので、
その場にいるマダム達は、「やり手」の方々ばかりでした。

海外に出ると、非日常の出会いの連続ですので
短時間で親密になれるのが、海外ビジネスのスピード感を生んでいるのではないか?
と、そんな事も感じながら、この場を楽しませて戴きました。

リアルなシンガポール情報をここで一つ。
昨夜日本人の方々よりお聞きした話です。

シンガポールは、あらゆる場所(信号機など)に監視カメラが設置されており、
全ての行動が政府に把握されているとのことです。
また、顔認証機能が優れており、このお陰で犯罪件数が非情に少ないとの事でした。
しかし、このような防犯システムによって
インターネット上や通常の会話で、政府の批判をしたことが判明すると、
すぐ逮捕されてしまうとのことでした。

まるで、昔に読んだ、イギリス人作家ジョージ・オーウェルの小説「1984年」の世界観そのものです。

今の日本では、有り得ない事ですが、
そう遠くない日本の未来を見た様な感じも致しました。

12月5日からは、シンガポールを一旦離れ、
マレーシアに向かいます。

また、マレーシアの空気感をお伝えできればと思います。

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