セミナー・イベント情報

財政政策と今後の投資戦略 松田学氏 2021/7/21

松田先生をお招きしての
貴重な公演をお願いいたしました。

あまりにも密度の濃いお話でしたので、
今回は私が拝聴して感じた点をまとめてみたいと思います。

冷静になれば時代は見える

平和を愛する人間の心には、正常化バイヤスがあり、
危険な状態が分かりながらも、わかろうといしない無意識の意識がある。

例えば、首都圏直下型や南海トラフの危険性を様々な研究者が警告していても、
無意識にその警告を聞こうとせずに、わかっていながらも、
今が永遠に続くと自分を信じこませる意識を正常化バイヤスという。
それを意識し、しっかりと将来を見据えるだけの強さがある人だけが、
冷静に未来を捉えることが出来るだろう。

中国のデジタル人民元について
中国が世界の通貨のプラットフォーマーになる可能性がある。
特に新興国・途上国にとってはスマホで決済できることは便利であり、
これが一気に広まる恐れがある。
サイレントインベーション 静かなる戦略の中国戦略だ。
これが目前に迫っており、それにより金融業界は大きく変わる。
松田プランでは、これを政府が発行することを提唱。
詳しくは、コチラの本を是非参照下さい。

現在様々なシステムが変わる過渡期であり、
それを加速させたのが現在のパンデミックではないか。
これを機に、働くというのが人生の一つの選択肢になり、
社会活動をするなど、生きることへの多様化が行われる。
従来の一元的な考えで評価するのではなく、
新しい時代における多様性を受け入れ、
共存・共生していくことが、新しい生き方ではないか。
セキュリティが実証されたので、
来年度中にマイナンバーカードのアプリがスマホに入るだろう。
それにより、プッシュ型の公共サービスが可能になる。
あらゆるデジタル基盤は本人の認証であり、エストニアなど実施している国はあるが、
大国ではまだそれが実証されていない。
銀行での本人確認や、様々な公共サービスがスマホで行えるようになると、
我々の生活は一新するだろう。

新しい時代に合わせ、様々なサービスも生まれてくる。
時代に合わせるとは柔軟に対処できる能力ではないか。

金融教育の必要性

最後に私の感想ですが、これから投資を行う人は、デジタル資産やIT資産・AIなど、
テクノロジー理論の知識がないと厳しいと感じました。
今までとは違う金融教育が必要になるのではないでしょうか?
まだ移行期であるため、その理論の習得は可能なように感じましたが、
これが高度化されると、投資とは何なのか、AIが判定する中での投資の世界は
大きく様変わりするように感じました。

それだとしたら、未来の事業に対しての、見えるものへの投資の方が
精神的にもよいようにも感じました。

自分のバリューをつける

これは、松田先生がおっしゃった言葉です。
自分に新しい価値をつける、その価値が様変わりするのが今の時代です。

価値の中には、歴史・文化・教養など不変の価値のものもあり、
不変のものと、変化するもの、
この2つの価値をつけることの大切さを語っていらっしゃいました。

そういえば、松田先生はプロ級の腕を持つチェリストです。

詳しくは、下記を参照くださいませ。

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